就職や転職の際にまず最初に行うと良い事は、自分の主観的価値と客観的価値をできるだけ明確に認識することです。会社に自分を売り込むときに何をアピールしたら良いのか、自分のやりたい事や将来的ビジョンと会社の事業内容や方向性はマッチングするのか、まず自分の価値がわからなければ上手くいきません。フィットジョブ等の適職診断サイトを利用して、まず自分を知るということを最初に行うことはとても有効でしょう。

職種や会社によって多少異なるかもしれませんが、どの会社の面接でも共通してることは、面接官の思い描くビジョンをイメージしながら自己アピールを行うとスムーズに事が進む場合が多いです。面接を受ける側は、自分を認めてもらおうと必死ですので、過去～現在までの自分をアピールしようとします、一方、面接官は将来のビジョンイメージを思い描きながら面接を行います。例えば、実際の作業現場をイメージして、そこにあなたを当てはめて、に会社に貢献できる人なのか、無断欠勤せずに真面目に継続してくれる人なのか、人間関係は上手くいくのかということなどを考えながら選考を行っています。ミスマッチと思える部分があると減点となます。あなたはそのような面接官の頭の中をイメージしながら、その中で上手く仕事を行っている状況を当てはめながら、ミスマッチができるだけ起こらないよう心掛けて受け答えしていくと、良い結果へと繋がりやすくなります。会社で行われている実際の作業を下準備として調べておくと尚良いでしょう。

「郷に入っては郷に従え」という昔ながらの諺がありますが、その意識を持つことは非常に重要でしょう。これは自分を小さく留めるという意味ではなく、まず新しい状況を知り理解するということが重要という意味です。会社の雰囲気は良くても、様々な人間関係やグループ、中には嫌がらせを行うような人もいるかもしれません。こうやればもっと上手くいく、ここは問題だとか色々気づくこともあるかもしれません、しかし新人であるあなたが力を発揮することを好ましく思わない人もいるかもしれません。ですのでしばらくはできるだけ周囲となじむことを優先し、社内のことをある程度理解できるようになてから、少しずつ自分の能力や力を発揮していく形が良いのかもしれません。あなたが能力を発揮できたのは上司の指導がよかったから、という形に自然になればスムーズに事が進みやすくなります。自分のポジションをある程度確立できたらそれに合わせて積極的に能力を発揮してくことが、結果的に近道なのかもしれません。最初はまず状況を知り理解するということを大切にして下さい。